夜の新宿は、
何か不思議な街です。
駅の中の話しです。
朝、夕の混雑とは裏腹に、
静かな駅へと色を変え、
在る人は、
顔を真っ赤にして、
家路を急ぎ、
また、在る人は、
風呂敷に、四角いおみやげ。
誰への、おみやげかな?
あるカップルは、
ホームで別れを惜しみ、
あっ、あそこの女の子は、
壁ぎわで、電話してら。
(誰に、電話してんだろ?)
何か、サーカスのあとみたい。
時は、いやおうなしに、
過ぎていくもので、
けど、それでも新宿の駅は、
また、日が登れば、
稲が育ったジュータンみたく、
黒い人間で、敷き詰められるんだろな☆
新宿、慌しくも、
ちっと、見直して好感が持てました!